¥ 2,810 税込

■学名： Sciadopitys verticillata
■容量：5ml
■抽出法：水蒸気蒸留
■抽出部位：枝葉部
■生産地：紀伊半島周辺・中部地方
■成分表：こちらをクリック

高野山周辺の生産農家、生花店から発生する高野槙の端枝をリサイクル活用して抽出した精油です。

高野槙は日本固有種の常緑針葉樹で、一科・一属・一種。
日本書紀にも記されている「高野槙（コウヤマキ）」は、世界遺産・高野山では仏前のお供え花として用いられています。
およそ1トンの原料（枝葉）から1kg程度しか採油できない大変希少な精油の一つです。

針葉樹らしい爽やかで、瑞々しいみどりの香りです。厳かな奥ゆかしさも感じさせてくれるこの香りは、まさに高野山の森の中を歩いているような気分にさせてくれます。
αピネン、トリシクレンなどモノテルペン炭化水素類の成分が多く含まれており、抗菌、抗ウィルス作用が期待できます。
近年は、某航空会社のファーストクラスのおしぼりの香り付けにも使われていたそうです。

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高野槙の木材は耐水・耐久性が高く、古代から高級な棺や水桶、橋杭などの材料として使われ、東京・隅田川に最初に架けられた千住の大橋にも使用されていました。

樹形は、前後左右どこから見ても美しく、ナンヨウスギ、ヒマラヤスギとともに「世界三大公園樹（木）」の一つです。
その美しい姿をイメージしてデザインされたのが「東京スカイツリー」といわれていいます。
葉は、放射状に生じ、傘の骨のように見えることから、英名では、「umbrella pine（傘松）」と言われています。